前からさりげなく公言しているのがアーロン様の隠れファンということなのですが、そんな彼のゴシップというかスキャンダルというかセンシティブな内容かつ犯罪にもなりそうなニュースが飛び込んできて、隠れファンとしてはこっそり動向が気になっています。今回はアーロン様の騒動から、私が思う・感じる中華芸能を少しお話したいと思いますが、私の情報源はほぼインターネットonlyだということ、中国語ができないので中国語→日本語または英語に訳したもので、情報が不確かなことや偏りがあるかと思いますし、私の超超超主観と解釈なのでご容赦ください。
まずはアーロン様のことをサラッとおさらいしますと、私が呼ぶ＂アーロン様＂というのはAaron/炎亞綸のことで、飛輪海というボーイズアイドルグループの一人です。
私的には言承旭率いるF4の次世代アイドルグループが飛輪海で、F4のおかげで台湾ドラマを視聴するきっかけになり、飛輪海のおかげで台湾ドラマや芸能人にハマりました。F4同様、飛輪海も人気が出るにつれて各々ソロ活躍し始め、アーロンはメンバー内では一番？活躍していて、台湾のみならず中華圏を中心とするアジアで活躍している印象です。実際、2020年にNHKのスペシャルドラマ「路〜台湾エクスプレス〜」で波瑠ちゃんの相手役で出演しており、その際、私はやんやん騒いでいました（懐かしいw）。その他、日本のバラエティー番組にも出演したり、台湾だけでなく大陸ドラマでウォレスさんと共演していたりと日本での知名度は低くても知ってる人は知ってる台湾芸能人の一人だと思います。アイドル時代から俳優業はしていましたが、近年はアイドルから一皮剥けた感じがあって、私はひっそり見守っていました。
そんなアーロンは先月、当時16歳だった元彼氏への性的強要と盗撮＆流出疑惑が報じられました。＜当時16歳＞⁉＜元彼氏＞!!??＜性的強要と盗撮＞それが＜流出＞⁉情報の渋滞…頭が悪い私は一回では理解できなかった(涙) 実際、時系列に追った方が分かりやすいかもです。
2017年 アーロン、高校生と恋仲（アーロン 推定31～32歳？、元彼氏 16歳）
2018年 動画が流出
2023年 台湾で＃Me Too運動が活発になり、社会現象に
2023年6月21日 元彼氏が動画騒動について言及する会見を行う
（アーロン 37歳、元彼氏 単純計算で22～23歳ぐらい？）
2023年7月3日 アーロンが警察で取り調べ＆保釈
アーロンは相手の同意なしに性的関係を強要、同意なしに撮影、流出したわけです。しかも相手は当時未成年。これがもし本当なら完全に一発アウトな案件です。ただ、これは相手の言い分で、アーロンは「同意の上で、絶対に強要はしていない」「流出はスマホを修理に出した時だと考えられ、自ら流出はない」と主張。まぁそりゃそう主張するよね。でも、私が一番驚いたのは、アーロンが会見場に現れて、本人やマスコミの前で謝罪したことです。そんな人います？会見場に乗り込む人初めてみました。そんな人がいること、それがアーロンだったことに驚いたというか、ビビりました…しかも相手には予告なし。いやいや、アーロンよ、あんた今のところ加害者だから予告なし行ったら逆撫でするかもしれないし、相手は顔も見たくない、声も聞きたくないかもしれないよ？こんなヒヤヒヤすることしちゃうなんてむしろホラー？…アーロン結構ヤバい奴なのか、戦略なのか、台湾あるあるなのか、それだけ追い込まれているのかよく分かりませんが、少なくとも私は理解できないなぁと。アーロン自身は長文の謝罪文を出していて、過去の反省と謝罪、現在思っていること、していること（カウンセリングとか）、今後のことなど語られていた印象です。犯罪の可能性があり、もちろん警察が動いてますし、＜被害者＞の大切な学生生活が奪われ（高校中退に追い込まれたらしい）世間にも晒されて想像を絶する苦痛なのは間違いなため、アーロンに肩入れする気は全くありませんが、前述の通り、ここ数年はアイドルから上手に脱皮してこれからという感じだったので、このような形で彼のキャリアが途絶えるのが残念なのも本音です。
で、ここからはとにかく私個人的に思うことになりますが、中華圏の問題を起こした人への封殺が半端なくないですか⁉これずっと言いたくて、封殺というより抹殺しに行ってるのではと勘繰るぐらい。メディアは追いかけ放題、ネットは言いたい放題、界隈は存在していなかったかのように閉め出し。そして、やたらと画像や音声データが存在していて、流出されがちで恐ろしい限り。ハッキングまたは近い人のリークで人間不信にならないか心配になります。ちなみにアーロンもそのようなデータを＂時限爆弾＂と呼んでいて、爆発したら自分だけでなく色んな人を巻き込むこと間違いなしで、絶対に良いことないです。今回、アーロンは同性愛者ということも公になったみたいなものですが、ツンデレ王子みたいな役をやることが多かったので、仕事とはいえ精神的には苦しかったのではと思ったり、少しだけ猿之助さん騒動を思い出したりしました。話は逸れましたが、封殺対象には様々あって、チャン・ジャーハンのような政治的タブー、クリス・ウーのような性犯罪、中には代理母と育児放棄のジェン・シュアンのように倫理ぶっ飛び案件もありました。あと、ここ最近多いのは、脱税。これも容赦なく封殺されて怖い怖い。
台湾では＃Me Too運動が盛んになって、今まで沈黙や黙殺されていた性被害などが公になり、政治家や芸能人などが活動停止や自殺未遂疑惑まで起こったりと、追い込まれる人多数のようです。権力行使して自分の欲のために誰かを苦しめるのはもちろんアウトですが、声を上げた人が二次災害、三次災害に遭わないようにするための報道の仕方や聴衆者のマナーも必要です。そのための「封殺」なのかもしれませんが、それが余計に煽って本末転倒や最悪の事態が起こらないように願うばかりです。
