やっぱり「 マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」な件⑪ 第8話

マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~(2015年)全32話

原題:何以笙簫默

英題:My Sunshine

おすすめ度:★★★★★★★★ 8/10

(~14話まで:★★★★★★★★★★10/10 14話から:★★★★★5/10)

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*第8話 抑えきれない感情*

イーメイの親友ウェン・ミン(ウェンチーフ)の離婚の相談にのるために、イーメイ、ウェン、イーチェンの3人で会う約束をしていたが、イーメイが仕事で不参加に。イーチェンはウェンの会社(モーションの会社でもある)の1階カフェでウェンと2人で会うことになる。カフェではシンホンとモーションがお見合い相手を待っていた。化粧室に立ったシンホンは偶然ウェンと出くわし、仲の悪い2人は口論に。止めに入ったモーションをみて、お見合いをしていると分かったイーチェンは動揺して、逃げるようにして店を出て行く。シンホンはウェンに恋人を奪われた過去があり、奪われたことよりも元恋人が不慮の事故で両脚を失ったことにより別れて、別の金持ちと結婚したこと、離婚話になって、彼女とやり直そうとしているため、どうしてあんな女がこんなにも好かれるのかと怒っていた。その夜、イーチェンは事務所のパートナーのホンをバーに呼び出し、浴びるように酒を飲むが、ホンはイーチェンに恋人ができ、法曹界に激震が走ったと冷やかす。モーションはお見合い相手の一人チョウさんに家の前まで送ってもらい、中に入るとイーチェンが待ち伏せしており、激しいキスをされる。

「俺は負けた。何年もたってるのに君に負けてしまった。完敗だ。」

「何を言ってるの?酔ってるのね」

「酔ってはいない、我を忘れただけだ」

茫然とするモーションを残し、イーチェンはフラフラと立ち去る。

シンホンとショッピング中、ウェンチーフの関係者が事務所で暴れて大変だという連絡が入り、急いで戻る。イーチェンは勤務中も心あらずの様子。ホンがモーションのことを鋭く指摘する。ホンから昼食に誘われて事務所を出ようとした時、女子社員が女子トークに花を咲かせていた。

A「別れて3ヶ月後にお見合いなんて!」

B「問題はあなたが今も彼を好きかどうかよ。好きならやり直しを。」

A「自分でも分からない」

B「あなたは彼をあごで使ってた。彼からの告白だったしね。でも、まだ好きなら攻めなさい。」

A「私から?面目丸つぶれだわ!」

B「今さら何を言ってるの?考えを改めないと後で後悔するわよ」

彼女たちの会話を聞いていたホンも、一生一緒に居るわけではないのだから、攻めるべきだと助言する。夕方、いつもなら残業をするイーチェンが急ぎのトラブルだと言って急いで事務所を出て行く。家で仕事をしていたモーションは買い物に行こうと家を出ると、イーチェンと出くわし、少し歩こうと言われ着いていく。バスに乗って辿り着いたのは老北(ラオペイ)通りで、学生時代は露店が立ち並ぶ賑やかな通りだったが、今は撤去されて当時の面影はなかった。イーチェンと思い出話をしている時、彼が微笑んだ様子を見たモーションはやっと2人の間に壁がなくなったと思っていた。家まで送ってくれたイーチェンは「昨日は悪かった」と謝った。「いいの、酔ってたでしょ」とモーションが言うと、イーチェンはやさしくキスをして「モーション、おれはシラフだ。昨日も今日も。」と言う。

ユエフォンはシャオシャオと共に西山(シーシャン)村へ行っていた。いつもなら肩で風をきっているシャオシャオだが、西山はシャオシャオの故郷で、故郷では純朴で自然体のシャオシャオにカメラのシャッターをきるユエフォン。シャオシャオは先日の火傷の代償として、ユエフォンに無料で撮影を引受させていた。

 

序盤にシンホンとウェンの仲が悪いのは、男性関係だったんです。シンホンはウェンに恋人を奪われた過去があり、奪われたことよりも元恋人が不慮の事故で両脚を失ったことで別れて、ウェンが別の金持ちと結婚したこと、そんなウェンが離婚話が出ているのに、ウェンとやり直そうとしているため、どうしてあんな女がこんなにも好かれるのかと怒っているシンホン。確かに、なぜだってなりますねw 2人が仲直りする時が来るのでしょうか?それよりも、この回のハイライトはイーチェンのぶっちゅうぅ~~~です!ひどく酔っているとはいえ、もう襲ってますw 最初見た時は衝撃的でしたが、興奮したのを覚えてます。ただ、ぼんやり見ていた感があったので何に"負けた"のかが良く分からなかったんです。日本語訳的に合ってるのか?とも思ってはいたんですが、たぶん限られた字幕では説明が難しいのだと思います。勝手に別れたのに再会、しかし彼女はお見合いで相手探しで、イーチェンは自分だけが盛り上がって翻弄されてしまったことに悔しかったのでしょうね。腹いせのぶっちゅうぅ~~~だったのだと私は解釈してます。翌日、何もなかったかのような顔してしれっと会いに来たイーチェンは、別れ際に今度は優しいキスをします。この2回のキスは全然違って女子はウォレスさんにハマっていくでしょう。でもどちらのキスの後は余韻どころかバッサリ場面が変わるので、話がぶつっと切れてしまってる感じがしてもったいと思います。でも、これは中国ドラマあるあるなので、気にしたら負けです。さて、イーチェンは再告白したようなもんです。キスまでして、復縁したようなものですが、モーションはどこかぎこちない。その理由は次回以降で明かされていきます。この回から14話ぐらいまでがこのドラマのピークなので楽しみましょう♪