James Blunt "Cold"

昨日発売されたJames Bluntの最新アルバム“Once Upon a Mind”

先月ぐらいから定期的にアルバム収録曲が公開に。

“Cold”

“Champions”

“I Told You”

そして

“Monsters”

最初にリリースされたのが“Cold”です。何回か聴くうちに歌詞を読みたくなって検索。Jamesらしさ全開の歌詞に感動です。


James Blunt - Cold [Official Video]

私が好きなフレーズは

“~I need a liitle fire, and you are my gasoline~”

タイトルが“Cold”なのですが、寒い海を彷徨い、サビでは「君がいないと寒い(寂しい)」ということを散々言いまくってからの「ちょっとの炎でいいんだよ、そして君がガソリンなんだ」と言うんです。例えばこれをMichael Buble様が歌ったら普通のラブソングなのですが、James Bluntが歌うとちょっと違うんですよね。彼のファーストアルバム“Back to Bedlam”から全てのアルバムを聴きまくっている私からすると、彼は常にフラれて未練タラタラがとても良く似合う男性なんです。未練タラタラソングを歌わせたら彼の右に出るものはいないと信じています。ということで、今回も去ってしまった誰かを想うラブソングで安定したJames Blunt節を堪能できて本当に嬉しいです。

また、このPVは彼が一躍有名になった“You’re Beautiful”のPVで最後に飛び込んでからの続きになっているんですよね。あれから15年、彼は戻ってきました。深い意味があるのかないのかは知りませんが、この彼らしいユーモアとセンスの良さに脱帽です。戻ってきたのにまだ「寒い(寂しい)」と歌っている彼も中々すごいですけどね。いつになったら幸せになれるのでしょうか。この歌での「あなた」は“You're Beautiful”の彼女なのか、それとも15年間で出会った別の「あなた」なのか。このアルバムを聴き込まずにはいられないですね。


James Blunt - You're Beautiful (Video)