私みたいな無料でドラマを楽しもうとしている人が多いのか、今まで散々ダダ洩れだったのに、最近は期間限定でしか拝見できなくなってきました。あとはVIPで結局お金払う的な。残念ですが、仕方ないですよね。ということで、最近は見るのも書くのもスピード感ないとダメですね。このドラマもいつの間にか不可になってしまいました。
以下21話から24話の最終話までで、ネタバレ含みます。
林兮迟は母親からお茶に呼び出されて会いますが、留学中の许放との遠距離恋愛について言及するものでした。彼はいつ帰国できるのか、本当にターゲットポイントを克服して選手として復帰できるのか、明るい将来なのか等、女親ならではの心配をぶつけます。遠距離恋愛のせいで上手くいっていない同僚の話を持ち出したりと、まぁ要はこのまま许放と関係を続けて幸せになれるのか、別れた方が良いのではという余計な口出しをしてくるのです。林兮迟は今まで隣で支えてくれたのは母親のあなたではなく许放だったと辛辣な反論をして2人は泣きながら別れます。どちらも傷つく泥仕合のような場面で、ちょっと悲しかったです。
物語の中盤ぐらいから、林兮迟に無言電話が掛かってくる場面が数回出てきます。特に気にしていなかったのですが、この無言電話の相手はなんと母親の再婚相手の娘、つまり林兮迟の義理の妹なんですよ。どうやら林兮迟の母親と上手くいっていないようで、林兮迟はどんな人なのかと確かめるためにということだったらしいです。22話で林兮迟は初めて母親が住むお家へ遊びに行きます。義理の妹は全然心を開かず、林兮迟が来ても部屋から出て来ずで反抗期とはまた違う厄介な感じです。そんな彼女とは、動物（亀）を通して、ちょっとずつ関係を改善できそうな感じです。
話を戻しまして、林兮迟は地元には戻らず残って就職活動を始めますが厳しく、中々採用されません。やっと声を掛けてもらった動物病院では、インターンとして働き始めます。先生が不在の時に急患（の動物）が来て、できる治療をしますが、後日亡くなってしまい飼い主に責められます。動物も家族の一員なので分かるのですが、この飼い主さんの暴れっぷりがすごくて、中国らしさ出ちゃってます。仕事で落ち込み、この落ち込みをオンラインで许放に伝えますが、温度差感じちゃうんですよね。でも许放はちゃんと林兮迟の変化に気付いて、自分の代わりに彼女を励ましてもらおうとアーチェリー部の仲間に頼み、林兮迟も励まされて成長します。
23話でついに许放が帰国します。大学のアーチェリー部に戻り、エースとして大会に出場します。応援に駆け付けた親友や林兮迟の前で、見事大復活してカムバックです。祝勝会の後、地元に戻った2人。许放は林兮迟にロック付きのボックスを持って、着飾って出てくるよう伝えます。自転車で迎えに来た许放は幼い時によく行った建物の屋上に連れていきます。そこに友達や家族も現れ、みんなの前でボックスを開けるように促します。弟からのアドバイスを得てロックを解除！開けるとそこには指輪が…でもサイズが大きすぎて、ぶー垂れる林兮迟にそれは自分のだと言い、改めて膝をついて指輪を差出し、プロポーズします。
许放からのプロポーズを受けて幸せに暮らす2人でした♡
いつの間にか配信が終了してしまい、内容がうる覚えな上に英語字幕での観賞だったので誤解釈しているところが多々あるかもですが、私はこのドラマ好きでした。友達カップル↓は林兮迟＆许放カップルより早く婚約してました。こちらはこちらで可愛らしいカップルで、メインを食わず、邪魔せずのちょうど良い感じ。
林兮迟の弟と先輩ルームメイトのカップル↑も好感度高めだと思います。最初は年上の先輩が引張って（というより振り回して）いましたが、献身的な看病をきっかけに距離が縮まって、しかも男らしい場面も多々あってキュンキュンしちゃいました。「大人の男になるまで待っててね」みたいなことを言った場面があったと思うのですが、変に背伸びしていないというか、彼自身の成長とカッコよさを感じられて良かったです。
许放の謎の留学や新卒のインターンが一人暮らしするには贅沢すぎる家など、細かいツッコミどころは多々ありますが、総合的には良作のドラマだったと思います。中国ドラマらしい粗さはありましたが、そこまでひどくなく許容範囲かなと。家族間の問題も複雑でしたが、誰もが相手の幸せを想っていることが分かって割と丁寧に作られていた方だと思います。メインの2人だけでなく、みんながみんなそれぞれ成長していくのも良かったです。そしてなにより、张耀／ガーラ・チャンにやられました。可愛すぎ、カッコ良すぎ、声良すぎ、スタイル良すぎ…今後は彼の出演作チェックはルーティンになりそうです。それだけに、ヒロインがこの女優さんというのが実にもったいない！別の人だったら良かったのに…この女優さんの振る舞いに我慢できる方、张耀／ガーラ・チャンのファンの方には楽しめる作品だと思いますので、お時間ある方は是非！
