イタズラなKISS~Miss In Kiss 第21話(最終話)

イタズラなKISS~Miss In Kiss(2016)全21話

原題:惡作劇之吻

英題:Miss In Kiss

ウー・シンティーさんのインスタグラム写真 - (ウー・シンティー ...

*21話(最終話)*

江家からの引越し準備で荷物の整理をする月琴は、植樹との思い出も整理しようとしていた。金ちゃんからプロポーズされた月琴は承諾しようと思ってはいたものの、キスされそうになった時に植樹の名前を呼んでしまい、ショックを受ける金ちゃん。月琴も動転して雨の中、走り去る。シャースイとデート中の植樹は月琴の親友2人に偶然会い、月琴が金ちゃんのプロポーズを受け入れるかもしれないと聞き、シャースイを置いて走り出す。大雨の中、月老樹の下で月琴を待っていた植樹は月琴に正直な気持ちを伝えて、プロポーズをする。ずぶ濡れになりながら2人で帰宅すると、植樹は両親の前で大学卒業後に月琴と結婚することを宣言。喜ぶ家族はすぐにでもと結婚式を準備。結婚式当日は家族や友人の祝福を受けながら誓いのキスをする。

 

そんなに⁉というぐらいひどい大雨の中の告白とプロポーズとキスのシーンは前作から引き継がれてはいましたが、なんだかこの2人では微妙というのが正直な感想です。前作の2人の惹かれ合ってやっとのやっと!!!感がうっすいんですよね。この集大成とも言えるシーンでも盛り上がってましたか?と聞きたいぐらい。たぶん、これは植樹役のディノ・リー/李玉璽の役不足が原因だと思われます。序盤の大根役者ならではのぎこちなさが、後半というか最後の最後まで改善されることがなかったのです。彼は今後、俳優としてはイマイチ成長しない気がします。決してアーロン様のようにはなれない気がします。悪口書いちゃっていますね、ごめんなさい。今回でこの作品は終了ですが、前作のようなヒット作にならなかったのは、主演2人の演技力不足と月琴のドジっぷりが可愛らしくない(というかイラつく)ことが大きな要因の気がします。そう思うと、前作の2人はすごいですね。誰も越えられない気がします。台湾の青春ドラマって、物語が大学生の設定でも、視聴者の対象は小中学生なのではないかと思う時があります。この作品も中学生向けかと思いました。再度この作品を見ることは確実に無いと思いますが(笑)できれば出演された若手俳優たちには演技力を磨いて大成してほしいですね。近い将来、「あっ!この子イタズラなKISS~Miss In Kissに出てた!」と発見できることを祈っています。