私のキライな翻訳官 24話

私のキライな翻訳官(2016年)全42話

原題:亲爱的翻译官

英題:Les Interprètes

おすすめ度:★★★★★★ 6/10

*24話 トラウマの再来*

通訳ブース克服のためにジアミンと特訓を続けた結果、フェイは唯一の肉親である母親が海綿状血管腫を患って入院した際、ICUで微動だにせず横たわる母親をガラス越しで見つめ続けていたことが、通訳ブースから見渡すガラス越しの景色と重なってフェイに動悸をもたらしていた。

通訳としての初仕事を終えたフェイを労うために自宅に招いたジアヤン。2人でワインを飲みながら会話を楽しみ、ジアヤンはフェイが通訳ブース恐怖症克服まで粘り強く練習を2人で続けていこうと励ます。そんな時、フェイの母親の主治医から電話があり席を外すフェイ。母は海綿状血管腫が再発し、手術のために上海の病院に移すことが必要だと言われ落ち込む。海外赴任の日が近いジアヤンの負担になりたくないフェイは頼らないつもりだが、ジアヤンは頼ってくれた方が嬉しいと言って抱きしめる。翌日、部長から正式に海外赴任の辞令を受けるが、家族が病気で離れられないという理由で断る。母の再発をジアミンに相談したフェイ。手術には25万元という大金が必要なため、ジアミンが代わりに払うと言うが、フェイはジアミンにもジアヤンにも頼らずに自分で工面すると宣言する。

 

今回、ターニングポイントというかキーになる回だった気がします。というのも、なぜフェイが通訳ブース恐怖症なのかや、ジアヤンが海外赴任よりフェイとの愛を優先したこと、内緒でジアミンに相談していることなどなど、前回の23話なんかより大事な回だったと思います。海綿状血管腫は脳幹部にできた血管腫が中枢神経を圧迫して脳内出血を起こせば緊急手術が必要で、手術をしても成功率は50%、成功しても再発の可能性があるとフェイがふわっと説明していました。結構な大病なのでフェイが不安になるのも分からなくないですが、ジアヤンに嘘をつくのはよくないですよね。大事にならなければよいですが…どうなるのでしょう?