マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~(2015年)全32話
原題:何以笙簫默
英題:My Sunshine
おすすめ度:★★★★★★★★ 8/10
(~14話まで:★★★★★★★★★★10/10 14話から:★★★★★5/10)
*第30話 過去を乗り越えて*
祝福されない結婚はしたくないと言うシャオシャオ。そんな彼女をみてモーションは母親に電話をかけて1週間後の結婚式に列席してほしいとお願いするが、イーチェンとの結婚を良く思っていないことを理由に断る。昔からモーションに対して冷たかったので、期待していなかったが、人生の節目だから出席してほしかっただけだと伝える。シャオシャオの居候先を突き止めたユエフォンは両親が会いたがっているとシャオシャオに言うが、愛のない結婚はできないと断る。キャスターを辞めて街中でインタビューをする記者として働くイーメイと偶然再会したユエフォンは、新しい仕事に精を出して輝いている別人のようなイーメイと話をしたことで吹っ切れ、イーメイにプロポーズする。モーション母はイーチェンの事務所を訪れる。モーション母は両家との顔合わせを提案するが、2人ともすでに他界したと答える。謝りつつ亡くなった理由を聞こうとするモーション母にイーチェンは「あなたの父親の死は私の元夫と関係があるのか」と、はっきり聞いたら良いじゃないですかと言いう。
モーション母(以下モ母):知っていたのね…なぜ娘と結婚を?私たちに復讐するため?
イーチェン(以下イ):答える必要はない。何年もかけて復讐を遂げる気力もない。
モ母:信じられないわ
イ:信じなくて結構です
モ母:モーションは知っているの?
イ:彼女が知ることはないでしょう…
モ母:復讐のためではないのね?安心したわ。私はあなたを試していたの。復讐するために娘に近づいたと思っていたの。違うなら、あなたに真相を話すわ。お父さんの死は元夫と関係ない。工事代は元請けに渡っていた。でもお父さんへの支払いが遅れたために事故は起きてしまったの。元請けは元夫のせいにしたけど、真実はそうじゃない。皆、誤解しているの。
イ:存じています
モ母:知っている?
イ:抜け目のないあなたならご存じのはず…元請けの社長が4年前詐欺罪で収監されたことを…私が原告の弁護をしました…
モ母:その時に知ったの?良かったわ、誤解していなくて…
イ:事実は確かにそうでした。だからと言って、チャオ・チンユエンと元請けは無関係だと?ご存じでしょう?
モ母:仕事に付き合いは不可欠よ。元夫も悪かったわ。元請けへの監督責任を果たさなかった。でも、まさか死者が出るなんて誰も思わないわ。元夫もこの件で大きな代償を払ったわ。どうか彼を許してあげてほしい。
イ:もう遅いので、今日はお帰りを
モ母:約束してほしいの、彼女を幸せにすると。不仲ではあるけど、私はあの子の母親よ…では、帰るわね…
イ:親は10年私を愛した。私は一生彼女を愛します。彼女は心配性です。この件は内密に。
司会はユエンさん、モーションの付添人はシャオシャオ、イーチェンはホーで結婚式が始まった。
2人の結婚式よりもモーション両親とイーチェン父の関係や真相が気になりました。イーチェンは真相を知っていたんですね。モーション父が父親の死の原因ではないとはいえ、関係なくはないので、それを知った上でモーションを愛して結婚までするイーチェンすごいです。前回も言いましたが、イーチェンの愛が深すぎというか…底なし?モーションも真相を探ろうとしつつも全然やってないですからね。この2人の温度差ですよ。イーチェンにとってはそんな能天気なところに惹かれたのかもですが。あっ、この回ではイーチェンに吹っ切れたイーメイも印象的でしたよね。ウザさ満点でしたが、吹っ切れてからは美しく、上手な女優さんだなと思いました。