マイ・サンシャイン ～何以笙簫默～（2015年）全32話
原題：何以笙簫默
英題：My Sunshine
おすすめ度：★★★★★★★★ 8/10
（～14話まで：★★★★★★★★★★10/10 14話から：★★★★★5/10）
＊第28話 重大な証拠＊
シャオシャオが気になって仕事に手がつかないユエフォン。休憩中のシャオシャオに会いに行くと、体調が悪そうで3日前から吐き気があるといってお手洗いに駆け込む。マネージャーが妊娠を疑ったため、目を丸くして固まるシャオシャオとユエフォンだった。アメリカではイン・フイの公証人トム・ウルフが失業してカジノに入り浸っていることがわかり、イーチェンはラフな格好に着替えてジェイソンと接触を図る。公証人の説得には応じなかったが、INSO社のCEOによるものだという証言は録音できた。後日、ジェイソンは改めてトム・ウルフと会い、INSO社は破産しイン・フイもこれ以上金銭的なサポートはできないだろうと揺さぶり、ウルフ氏が離婚判決文の改ざんを認める証言映像を得る。イーチェンはイン・フイと会い、ウルフ氏の証言映像を見せ、離婚協議書に同意するよう求める。イン・フイはモーションに会いたいと言い、2人が出会った場所でもう一度再会する。離婚を認めなたくない態度で接するイン・フイに対し、決意が固いモーション。そんな彼女を目の当たりにしたことでイン・フイは諦めて離婚に同意する。シャオシャオは妊娠検査薬で妊娠していると分って以来、仕事中のシャオシャオにつきまとい、さらには両親に結婚を宣言する。
＊第29話 妊娠騒動＊
帰国したイーチェンとモーション夫妻は結婚式を挙げることになり、招待状を配る。シャオシャオは子供を堕ろそうとお忍びで病院へ行くが、ユエフォンに止められて機会を逃す。さらに極秘妊娠疑惑として病院での写真が出回り、今まで築き上げたキャリアが妊娠スキャンダルによってなくなってしまうかもしれないと嘆き、ユエフォンにあたるが、ユエフォンは全てを捧げて責任をとると言い、シャオシャオを追いかけ続ける。シャオシャオはユエフォンを避けるため、結婚式の準備を進めるイーチェンとモーションのお家に駆け込んで、半月住まわせてほしいと頼み居座る。女子2人で楽しそうに過ごしていじけるイーチェン。堕ろそうとしているとはいえ、お腹を気遣うシャオシャオにユエフォンと付き合ってみたらとモーションはアドバイスするが、家柄などで釣り合わない、祝福されない結婚はしたくないと前向きになれないシャオシャオだった。
28話でモーションとイン・フイの離婚騒動が終了し、晴れて正式な夫婦として堂々どできる日を迎え、29話では幸せモード全開…というか全面的に押し付けてきます。こーゆーところが何となく中国人らしいというか、バイタリティー溢れてますよね。仕事で中国人と接する機会がありますが、彼らのエネルギーと図々しさは本当にすごい。というか強かで図太い。あと、宣材写真のような写真をSNSのアイコンだけでなく机とかに飾りがち！中国人って自分の写真撮るの好きですよね～って話はずれましたが、前述通り離婚問題を片付ける28話と解決後の29話は全然雰囲気が違いますが、この28～29話でモーションの母親がイーチェンに関して探り始めます。今さら？って思いますが、26話でモーション母がイーチェンと初めて挨拶をした際に「どこかでお会いしたことあったかしら？」とイーチェンに問いかける場面があります。その記憶が正しかったのかを確かめるために近所の知り合いにイーチェン父と思われる名前を教え、息子を探してほしいとお願いします。その息子はやはりイーチェンで、今では娘婿です。さらにモーション母がイーチェンの親（イーメイの両親）が住む家の近所まで行く場面が出てきます。イーチェン父はモーション父とトラブルになっており、お金を払ってほしいと自宅まで来ていました。イーチェン父には幼い息子と病気の妻がおり、イーチェンの両親は結局亡くなり、イーメイの両親に引き取られ、彼らは幼いイーチェンを連れてモーション父の所に責任をとってほしいと訴えにきており、そこでモーション母は幼少期のイーチェンと会っていたようです。さかのぼること10話でイーチェンが大学生時代にモーション父から呼び出されて会いに行きますが、そこで幼い時に訴えに行った相手と再会、しかも恋人の父親だったというわけなんですよね。当時のイーチェンが不機嫌通り越して別れたくなる気持ちも分かるような？イーチェンからしたら自分の親を苦しめた人だと思っているわけですからね。でも、モーション父は十分なお金は払ったのに勘違いしているみたいなことを言っていたので、誤解があるのかもしれないです。とりあえずイーチェンの愛の深さが底なしで凄すぎます…
